有機JAS(ゆうきジャス)マークは農薬や化学肥料、遺伝子組み換え物質を使用しない事を基本に、環境への負荷をできる限り低減して栽培した農産物に付けられます。
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農林水産省が認定した登録認定機関より厳しい審査を受けて認定され、右の有機JASマークを付けて消費者に販売することができます。
よって有機JASマークがついた食物は、安全性が格段に高くなります。
有機農作物はオーガニック農作物と同義です。
オーガニックの言葉は、この認定を受けないと使用が認められません。
有機JAS法は栽培に使用した農薬等の規制だけでなく、種子の規制、使用した機械の管理、農産物の保管方法、隣接圃場からの境界規制(有機栽培していても隣接の田んぼが慣行田の場合、畦際は別処理必要)など多岐に渡って規制があります。
お米の場合は国内の総生産量に対し有機JASマークで販売されている割合は1%にも達していません。
当農園は有機農産物の生産行程管理者に適合していると認定され、認証を受けてます。
※認定機関:特定非営利活動法人 赤とんぼ
※認定番号:A-13-0094 (魚沼わたなべ農園)
※ JASとは日本農林規格の英訳「JAPANESE AGRICULTURAL STANDARD」の頭文字をとった略称
●有機とは
「有機」とは色々な説明ができますが、当農園では以下のように解釈してます。
有機という言葉の語源は「天地有機」という中国の漢詩の一説だったという説があります。"天地に機有り"と読み、”天地”は自然、”機”は仕組みという意味があります。
つまり、"自然には仕組みが有る"という事で、有機農業とは「自然に沿った農業」と言えます。
また、有機とは生物が作り出す物質とも説明できます。
よって、有機農産物を簡単に言えば、
「自然の循環機能に沿って、化学農薬・肥料を使わず環境への負荷を出来る限り低減した栽培法により生産された農産物」となります。
●有機JASマーク
有機JAS マークは、太陽と雲(雨)が植物をはぐくむことをイメージしています。
左に太陽、右に雲を図案化し、重なり合う部分が葉の造形を作り出しています。正円の基本形からなる造形は、全体的に丸味をもち、人や環境においてもやさしいものであることを表しています。