R5年産のコシヒカリは例年に比べ、白っぽく見えるお米が多めです。
これは米の一部分が透明でなく白くなっている事によるものです。
お米が成熟する期間に高温にあうとこのような現象になると言われてます。
新潟県のこの夏は例年以上に猛暑、少雨となり当農園のお米も影響を受けました。
白く見える部分でもお米の成分には変わりありません。お米の主成分であるデンプンの構造の違いによるもので食味とは直接関係ないと言われてます。
ただ、有機米は有機米で変わりありませんし、特別栽培米も同じく特別栽培米で変わりありません。
食味は個人差がありますので一概に言えませんが、5年産のお米は若干、水分を吸収し易い性質があるようなので、炊き方として少し水を控えめにして炊いた方が、より美味しくいただけるかもしれません(通常の9割程度を目安)。炊飯器の違いによっても炊き具合が異なりますので、各家庭で炊き方を調整してもらえれば幸いです。
以下に
○ お米の外観
○ 炊飯比較
○ 新聞記事、農水省からの情報 について掲載しました。
4年産米と比較しました。5年産米はお米が白っぽく見える部分があります。
(色や大きさは写真の撮り方により異なりますのでご了承ください)
当農園の家庭用炊飯器で精米を炊いて比較してみました。
炊飯器の内釜の中央をアルミ箔で仕切り、5年産と4年産のお米を入れ、炊飯しました。
炊飯後のご飯が右側の写真です。
炊き上がりのご飯は、共につやがあり米粒もしっかりしていて見た目では特に違いは感じませんでした。食味も両方噛むほどに味の深みが感じられ、美味しく感じました。5年産は新米でフレッシュなお米である事もあると思いますが、4年産米に比べ若干しっとりした感じもありました。
5年産米は少し水を控えめにして炊いた方が、より美味しくいただけるかもしれません。(通常の9割程度を目安)
但し、食味は炊飯器の違いや個人差によるものがありますので、各家庭で試されるのがいいかと思います。
お米の等級と食味について、行政や関係団体が評価した報道もされています。以下、抜粋します。いずれも等級の低下原因の高温障害と食味は関係ない事が掲載されてます。
○ 農水省からも「今年の猛暑とお米の食べ方について」が公表されてます。
(こちらから)(約4分の動画)